芥への旅路
2021.5.16. 12:00
茶色「う・・・ うう・・・ ここはどこだ・・・?
さむいな・・・」しぶといヤツだ」
茶色「純生!?
僕をここにいざなったのは君か?」
純生「いかにも。
今日は傾奇者グラにふさわしい、
最弱二刀の正装でわざわざ参入した」
茶色「サベ×サベとは・・・
これ以上ない趣味装備だな。
それにしても、ここはどこだ?
それにしても、ここはどこだ?
なぜ、こんなところに?」
純生「特に場所に意味はない。
まず人目につかぬであろう場所というだけだ。
どれ、ここにアデナでも落としておこう。
わざわざ探しに来る好事家がいるかもしれぬ」
茶色「なぜ僕をここへ・・・?
どれ、ここにアデナでも落としておこう。
わざわざ探しに来る好事家がいるかもしれぬ」
茶色「なぜ僕をここへ・・・?
僕はもう消え去るのだろう?」
純生「その通り。
本日(5月16日)の20時過ぎを以て、
お前の血盟解散は遂行される。
その時点で、お前は消え去ることができる」
茶色「・・・そうか。では座して待つか」
純生「いや。お前にはふさわしい場所を用意した。
出でよ!我が下僕よ!」
純生「うむ、ご苦労。
その時点で、お前は消え去ることができる」
茶色「・・・そうか。では座して待つか」
出でよ!我が下僕よ!」
シープ「はっ!
シープめ、仰せにより罷り越しました」相変わらず古風な言葉を使うヤツだ。
早速用意していたものをコヤツへ」
シープ「ははっ」
茶色「これは・・・
早速用意していたものをコヤツへ」
ウィザードチューニック・・・
純生が街着としていつも着ているものではないか」
純生「そう。
純生が街着としていつも着ているものではないか」
だがワタシのスメルが染み付いたものは
高値で取引されるべきもの。
なのでお前にやるわけにはいかぬ。
なのでお前にやるわけにはいかぬ。
わざわざ新品を用意させた」
茶色「・・・これでよいか」
純生「むう、さすがオーク戦士。
茶色「・・・これでよいか」
何を着せてもぱっとしないな。
まあしかし、これはお前が我が眷属である証である」
茶色「そもそも僕の創造主はカカイ殿
まあしかし、これはお前が我が眷属である証である」
ではなく、純生だ。
言われなくても分かっている」
純生「・・・眷属ではないな。
お前は我が一家、我が分身として、
言われなくても分かっている」
純生「・・・眷属ではないな。
お前は我が一家、我が分身として、
この世界を去るのだ。
ワタシの身の一部を削り取るのと同じ。
ワタシの身の一部を削り取るのと同じ。
同じ痛みをワタシに共有させろ、
という意思でもある」
茶色「そうか・・・
で、僕はどこに行けばよいのだ」
純生「ウインドウォーク要員として
シープを帯同させよう。
ワタシとシープは何度も行っている
ワタシとシープは何度も行っている
場所ではあるが、道はあってない
ようなものだからな」
茶色「なにやらよく分からんが・・・
そこが僕の死出の場所として、
そこが僕の死出の場所として、
ふさわしいのだな。
シープ殿、早速案内してくれるか」
純生「ああ、待て。これを持っていけ」
茶色「んん?
シープ殿、早速案内してくれるか」
これから、死に往く者に
どうしてアデナなど・・?」
純生「・・・・・・さらばだ」
茶色「ああ、行ってしまった。
何なのだ、事態が掴めぬ」
シープ「さあ、参りましょう。
長い道中、説明する時間はたっぷりとあります。
まずは、忘れられた島へ」
茶色「!?」
茶色「ルウンはカラの村であろう。
そこに何があるというのだ」
シープ「さあ、ここから貴方の死地まで、
茶色「!?」
シープ「ここから、しばらく北へ泳いで
帰還スクを使えばルウンへ行くことが
できます」
茶色「ルウンはカラの村であろう。
そこに何があるというのだ」
長い旅が始まります。
その前にお話をふたつ」
茶色「なんだ」
シープ「純生様はよくこの赤いマスクを
茶色「なんだ」
シープ「純生様はよくこの赤いマスクを
着用して人前に現れますが、
その意味はご存知ですか?」
茶色「さあ・・・?
その意味はご存知ですか?」
オシャレのつもりなのではないか?」
シープ「いえ。純生様は・・・
とても涙もろいお方。
周りに誰も居ないので直球で言いますが、
とても泣き虫なのです。
だから、先ほども・・・」
茶色「・・・・あれしきで
とても泣き虫なのです。
だから、先ほども・・・」
もう泣いていたというのか。
弱き者なのだな。優しすぎる・・・
弱き者なのだな。優しすぎる・・・
僕ごときのためなんかに・・・・」
シープ「それこそがあのお方なのです。
そしてもう一つ。
そしてもう一つ。
そのアデナの件。気づいていますか?」
茶色「さあ? 全く見当がつかぬが・・・
まさか、アデナラインを引け
まさか、アデナラインを引け
とでもいうのか・・・?」
シープ「それしかないでしょう。
貴方はアデナラインの達人。
貴方はアデナラインの達人。
最後まで、どこかの誰かのために
冒険の扉を開く存在として逝け、
と言ったように
冒険の扉を開く存在として逝け、
と言ったように
わたくしは受け取りましたよ」
茶色「・・・そうだったか。いいだろう。
純生一家としての最後の仕事なのだな」
茶色「では早速、この地にもアデナを」
シープ「これは・・・
茶色「・・・そうだったか。いいだろう。
これが本当の本当に僕の最後の仕事なのだな。
シープ「そうです(ぐすっ)
・・・さあ、参りましょうか、
まず誰も来ることはなき、静穏なる地へ」
茶色「では早速、この地にもアデナを」
茶色の『茶』ではないのですか」
茶色「あくた、と読む。
まあ、ごみとかくずとかそんな意味だ。
死んだ者は塵芥と化すのだ」
シープ「なるほど・・・
死んだ者は塵芥と化すのだ」
では、参りましょうぞ!」
茶色「おう!」
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
これが茶色との今生の別れ ご愛顧感謝
どこが死地として選ばれたのかは
アデナラインを辿れば、分かるらしい
あまりに遠いので、おすすめはせぬが
純生が言うところの『好事家』は辿ってみても
よいのではないだろうか
(※次回メンテ、あるいは鯖落ちまで有効だろう)
Junnama series
wiz友の会さん , アレシーフェさん , カラデリアスさん 他6さん が 「いいね!」と言っています。
-
悲しすぎる・・・(´;ω;`)ウゥゥ いかないでぇぇぇぇぇ~
・・・旅路はあとでアップします。 -
(純生家の機器・回線が不調で、長時間の放置が厳しい状態となっております。
意図している最終地点には「茶色い憎いヤツ」が待っていることになっていますが、回線落ちしがちな状況となっておりますので、場合によっては誰もいない状態になっていることをお許し下さい。
一応このまま、メンテまで行きたいと思います)
-
今回の目的地、ライブだとMobが居ますのでそうカンタンにはたどり着けないですけど、クラシックですとLv1でも行けますからね。
そういった意味でもライブ勢にはそこそこ貴重な機会かもしれません。
クラシック勢においては遠すぎて滅多に行けない地ですので、「初めて見る景色」になるかもしれません。
今回は正直、サーバ内での告知もしていないこともあって、誰かが来る想定じゃなかったんですが、明らかに複数の方がアソコまでいらっしゃった形跡が!!
すごーい、ありがとう~
お越し頂き、うれしいです~^^
-
この前は火炎の沼で横たわっていたけれど、息を吹き返したのね!と喜び、
点々と続くアデナが死地を求めてさまよう者の血痕に見えて悲しくなり、
それが某渓谷に入った辺りで「ピンピンしてるじゃねえか!」となって、
噂の「犬」を拝み、最後に非推薦を叩き込んできました。 おつかれさまw
教えていただいたテクニックで隠し部屋に出入りこともできましたよ!
それと、いわゆるヒヨコセットを絶対に買おうと心に誓いましたw -
お邪魔してきました・w・
マル秘テクニックで侵入です・w・ -
残念ながら、ライブサーバではこの手では潜入捜査できないみたいだね。
-
例のテクwは、扉がNPC扱いかどうかで成否が決まります。
クラシックですと、過去に攻城戦対象だった城や、アジトなどの扉はNPC扱い。
その他の城や要塞などではセキュリティが甘い状態になっております。