- 攻城戦とは、リネージュIIのワールド内にある城をめぐって血盟同士が繰り広げる戦いを指します。城を占領すると税金や居住地スキル、アイテム購入など様々なメリットが得られます。
- アデン大陸には、グルーディオ城、ディオン城、ギラン城、オーレン城、アデン城、インナドリル城、ゴダード城、ルウン城、シュチュッツガルト城の9つの城があります。
攻城時間
2週間に1回、日曜日の午後9時から行われます。
サーバー内攻城戦が実施されない週は、次元サーバーにて次元攻城戦が行われます。
攻城参加
攻城戦に参加するには、攻城または守城の登録を行わなければいけません。
登録しなくても参加は可能ですが、城を所有する資格や死亡時のペナルティーの減少など特典が受けられません。
攻城や守城の登録は、最大9つの城に出来ますが、城を保有している血盟は複数の城に登録することはできません。また、攻城登録と守城登録を同時に行うことはできません。
- 1. 攻城の登録
- 攻城時間の設定が終わると、城を所有していない血盟の血盟主は攻城の登録を行うことができます。攻城の登録には血盟レベルが5以上でなければならず、各城の周辺にある伝令NPCを介して行います。攻城戦が始まる24時間前までに攻城の登録を完了させる必要があります。
- 2. 守城の登録
- 攻城同様、守城の際も登録が必要ですが、一部攻城の際とは異なる点があります。伝令NPCを介して守城の登録が終わった後、城主が守城登録済みの血盟リストの中から守城に参加する血盟を確定してはじめて守城側として攻城戦に参加できるようになります。守城の場合も血盟レベルが5以上でなければ登録できず、守城血盟の確定は攻城戦が始まる24時間前までにする必要があります。また城を所有している血盟は、別途申請することなく自動で守城登録されます。
攻城ルール
- 1. 攻城戦の実施ルール
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城の聖物保管所で「光の刻印」「闇の刻印」を発動して聖物との交感に成功する事が要である
攻城戦が始まると城の内部と周辺の一定の地域が戦場に変わり、システムメッセージを通じて確認することができます。攻城戦は2時間に渡って実施されますが、仮にサーバーダウンによって攻城戦が中断された場合はその分だけ時間が延長され、守城NPC、城門、陣地などのHPはサーバーダウン直前の状態に戻って再開されます。
攻城・守城に登録した血盟所属のキャラクターであれば、攻城戦の途中に戦場内でキャラクターが死亡しても経験値ペナルティーは一切受けません。また、攻城と守城のどちらの陣営なのかによってキャラクター死亡時の復活地点の位置が変わります。
攻城戦の勝利を決めるのは「聖物との交感」であり、攻城側の血盟の血盟主が「光の刻印」または「闇の刻印」というスキルを使って城の聖物保管所にある聖物と交感を図り、2分間この交感に成功すると城の所有者となります。このようにして2時間に渡って攻城戦が行われ、終了時点で城を占領していた血盟がその城の最終的な所有者になります。また聖物との交感時に使った刻印スキルの種類によって光の城か闇の城かが決まり、攻城戦の終了後、1時間の間に登場する伝令を通じてもう一度城を光と闇どちらかにするか決めることができます。 - 2.攻城戦のPvPルール
- 攻城戦では通常のPvPルールとは異なるルールが適用されます。攻城戦の開始後、最初の中間勝利が発生する前までは臨時の連合状態であるため、他の攻城側の血盟員にCtrlキーを押しても強制攻撃をかけることができなくなります。攻城戦に参加している攻城側と守城側は血盟の称号の上に識別マークが表示されるため、敵か味方かがすぐわかります。また敵軍を戦場内で倒しても、PKカウントやキャラクターの性向値は増加しません。攻城戦の際は同盟が無意味になるので、同盟内の別の血盟が守城側であっても、血盟が異なれば攻城側と守城側に分かれて参加することになります。
- 3.攻城の陣地
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ゴダードとシュチュッツガルトでは2つの祭壇のうち、どちらかで交感に成功すれば勝利となる
城を盾にして防御戦を繰り広げる守城側と異なり、城を攻撃する攻城側にとって攻城のための陣地はなくてはならない存在です。攻城の陣地は、攻城の登録を終えた血盟の血盟主が、陣地の構築スキルを使って築くことができます。この場合、ジェムストーン:Bグレード300個が必要であるため、攻城戦が始まる前に予め用意しておくとよいでしょう。また、ノーブレスのスキルのひとつである高級陣地構築を使って陣地を築くこともできます。この陣地はHPが一般陣地の2倍で、構築にはジェムストーン:Bグレード600個が必要です。陣地を所有している血盟員は、戦場で死亡した場合もその場ですぐにリザレクションスキルやアイテムの効果を受けたり、陣地で復活して素早く戦場に戻ることができます。しかし陣地が破壊された場合は、戦場内で死亡した際にリザレクションスキルやアイテムの効果を一切受けることができません。
- 4. 生命のガーディアンタワー
- 生命のガーディアンタワーは、攻城側の陣地のような役割をします。すべての城の中にはそれぞれ3つの生命のガーディアンタワーが配置されており、守城側は死亡したときも自由にリザレクションスキルやアイテムの効果を受けることができます。しかし3つのうち2つの生命のガーディアンタワーが破壊された場合は、戦場内で死亡した際にリザレクションスキルやアイテムの効果を受けられなくなり、守備城内の復活地点あるいは、最寄りの村、アジトでの復活となります。守備城内で復活した場合、マスゲートキーパーに会話後30秒の待機時間が過ぎた後、城内ホール付近にテレポートされます。また3つの生命のガーディアンタワーがすべて破壊された場合は、城内ホール付近までテレポートするまでの待機時間は8分になります。
攻城戦の途中で攻城の陣地または生命のガーディアンタワーが破壊された場合は、戦場内でリザレクションスキルやアイテムの効果が受けられなくなりますが、象牙の塔の地下にいる商人NPCラピンが販売する「勇気のお守り」を事前に購入し使用しておくと、攻城戦や要塞戦の戦場で死亡しても現在の場所で復活することができるので、死亡するたびに村に戻る煩わしさを解消し、戦闘に速やかに再参加することができます。勇気のお守りは、その戦場に登録されている場合のみ効果が受けられるため、注意が必要です。
- 5.炎のガーディアンタワー
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ガーディアンタワーは発見し辛い場所に配置されている
炎のガーディアンタワーは守城をサポートし、城内の各種設備を活性化させる構造物です。各城に2つ配置されており、すべて破壊された場合は各種トラップが使用できなくなります。
- 6.中間勝利
- 攻城戦の途中、攻城側が聖物との交感に成功しても、攻城戦がすぐ終わるわけではありません。聖物との交感に成功した血盟は自動的に守城側に登録され、既存の守城側の血盟と交感に成功できなかった他の攻城側の血盟は攻城側となって聖物との交感を目指し、攻城戦を続けます。これを中間勝利と言い、聖物との交感に成功した血盟のキャラクター以外は陣地または最寄りの村に移動し、城門や城壁は通常の1/2のHPに復旧されます。
- 7.接続切れの場合
- 攻城戦の途中で接続が切れた場合、守城側であれば城内の復活地点に、攻城側であれば陣地または最寄りの村に戻って再開します。
善悪の選択による違い
- 光と闇の選択による違い
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Justiceアップデートにより、攻城時に使った刻印スキルの種類または攻城成功時の選択によって「光の城」と「闇の城」に分かれ、城の外観や税収益などにおいて差が発生することになりました。
光の城 区分 闇の城 外観 なし 税金報賞 NPC商人の販売税率30%
NPC商人への販売税率10%クローク獲得 居住地スキル 報賞 クローク獲得
居住地スキル村にNPC使者が出現 追加利益 -