皆様こんばんは。

今日もリン太は色々動きがあったようです。


リン太「季節はずれの花見もいいもんだなー」
にゃご「誘花が珍しくまともなこと言ってるニャ…なんかあったニャ？」
リン太「珍しくは余計だろ…。
　　　　いやぁ、いい景色の場所にいればその景色に見合う奴が現れるかなー？と思ってさ」
にゃご「やっぱりそういうことだったニャ……」


リン太「それはそうと…待ち合わせ時間そろそろだけど、まだ来ないのか？」
にゃご「きっとそろそろ来るニャ。契約には忠実なはずだニャ。
　　　　目印の松明を持ってれば必ず来るニャ」
リン太「ホントにこんなんで来るのか…？」


ジン姉「お待たせしました。貴方が依頼主？」
リン太「あぁ、そうだ。今まで稼いだ貴重な金使ってんだからな…
　　　　しっかり役に立ってくれよ」
ジン姉「お任せ下さい」
にゃご「私がこっそり教えてあげるニャ。
　　　　このジン姉こと遥花さんは誘花が雇った護衛の暗殺者さんだニャ。
　　　　さすがに誘花１人だと何かと心配だからニャー。
　　　　私が説得して雇うように言ったニャ」


リン太「万が一。万が一だぞ。
　　　　例のアイツが現れたら躊躇なくやっていいからな…」
にゃご「わ、私達は後ろで隠れてるニャ！！」
ジン姉「ふふっ…ご心配なく。言われなくとも殺りますとも…」
にゃご（あ、アレ…？何かがおかしいニャ。
　　　　この人戦闘モードに入るとあの子と同じ香りが……
　　　　いやいや、きっと気のせいニャね！！）


リン太「惑花。いざという時の為に俺達も隠れる練習をしよう」
にゃご「な、なんか本格的になってきたニャ…。
　　　　でも備えあれば憂いなしニャね！！」


リン太「あれ…今あっちの方に何か…」
にゃご「ニャッ！？！？き、気のせいだニャ…気のせいだニャ！！！！」


リン太「ん…そっか。そ、そうだよなー！！」
にゃご「そうだニャ。何もないニャー♪怖くない怖くない！」


リン太「でもやっぱりさっきからなんか視線が……」
にゃご「ひぃぃぃぃいいいっ！？！？あ、あわ、あわわわわ…
　　　　た、大変だニャ誘花……
　　　　み…見ちゃいけないものを見ちゃったニャ……！！」
リン太「お、おいまさか…」


謎の声「フフッ。フフフフフフッ♪楽しい、楽しいわー♪」
にゃご「ひ……こ、怖すぎて声も出ないニャ……
　　　　と、とにかく逃げる準備ニャ誘花！！！！」
リン太「おいおいこんな時にさっきの女どこ行ったんだよー！？」


ヤンデリン「ウフフッ。フフフフフフッ。ゆ・う・か・くーん♪
　　　　　　やっと見つけた。やっと見つけたぁ♪」
リン太「おいおいおいおい…本格的にまずいぞこれ…
　　　　スキップしてこっち来るぞ！？！？」
にゃご「い、いいい今すぐ退散！！猛ダッシュニャーーーー！！！」
リン太「わ、わかった！！」


暗い森を駆け抜けるリン太とにゃご。
背後からは笑顔でスキップして迫り来るヤンデリン。
果たしてリン太の命運はいかに！？


つづく(*´ω｀*)



おまけ


ジン姉さんといっしょ(*´ω｀*)