~帰天剣~【4周年ファンクリエイション コスプレ・造形部門】
2018.5.31. 02:20 | 閲覧数 3760 | いいね 25
ブレソ4周年記念おめでとうございます。
おれのたーんだよ
昨年グラウカさんに造形部門も復活してくださいとお願いしたところ本当に復活していたので応募させて頂くことにしました。
龍虎剣のデザインが好きだったので龍虎剣を製作して応募する予定でしたが、「英雄比武」というものが実装されたのでジンヴァレルが使用している帰天剣を製作し、応募することにしました。
ストーリーでもよく見る剣であり、色合いの変化も面白く非常にかっこいい剣なので塗装が難しそうですが何とかします。
写真加工等の小細工は一切なしで作品の出来栄えのみでコンテストに参加します。
さっそく作っちゃいましょう!
【作製方法】
まずはじめに型紙を感覚で作り、図1のように罫書きをします。
図1.罫書き
次に罫書きが終わったら図2のように加工し、おおまかな形を作ります。(画像が多くなるので過程は省略しております。)
図2.加工後の木材
ここからはサンドペーパーを#80から#100→#120→#180→#240→#320→#400と時間をかけて研磨します。
#400が終わるころにはスベスベの表面で若干光沢を得られます。
図3.研磨後の木材
そして表面を整える+塗料の食い付きを良くするためにプライマーを吹きます
図4.プライマー塗装
図4のように表面に艶が出ます。
プライマーの後サンドペーパーを用いて表面を整える工程を2回~3回繰り返し、表面がツルツルになったら色付けを行います。
帰天剣はグラデーションのような塗装になっている為、缶スプレーを上手く使いグラデーションを再現しました。
図5.白黒グラデーション(下層)
まずは暗明をハッキリとさせるために図5のように白と黒で軽くグラデーション塗装を施しました。
こちらは白を半分、次に黒を半分。重なる部分はうまく調整して塗装を行いました。
図6.下層による塗料の明暗
黒と白で塗装を行う理由は同じ塗料でも下層の色で色に差が出来ます。今回製作する帰天剣は切っ先が明るく、鍔の方に行くにつれて濃い青色、最終的には黒色になっている為白と黒を使えば上手く表現できるのではないかと考えました。
2色のブルー塗料を使用し、と同様にグラデーション塗装を施しました。(写真だとわかりづらいですが鍔付近は黒色です。
予想よりも上手くいった気がします
図7.ブルーグラデーション塗装(中層)
図7の塗料が乾燥した後、クリア塗装をします。クリア塗装は塗った塗料の上にクリアの層を作ることで色の保護が出来、光沢タイプだと深みが出ます。
図8.クリア塗装(上層)
クリア塗装をした後の帰天剣は図8のように色に深みと艶が出て綺麗な色になりました。
ここまでで大体は完成です。次に塗料を完全乾燥させている間に帰天剣の装飾を製作します。
図9.装飾の製作
手芸店で金色の糸を買い、図9のようなよくあるフサフサ状のものを作ります。
それにチェーンを通し、本体に接合できるようにしておきます。
図10.エンド部分の製作
先ほど作った装飾を付けるためのグリップエンドを木材で製作しました。
数日が経過し、本体の塗料も定着してきたので柄糸を巻いていきます。ブレイドアンドソウルの帰天剣では柄糸の内側に菱形の青い模様が並んでいたので、菱形をつくるために日本刀で使われている諸捻りという巻き方をしました。
蒼いフェルトを包むように紐を巻き、蒼い菱形を演出しています。
図11.柄糸
残りのパーツを接合し、いよいよ完成です。
このようになりました。
完成です。
なかなか綺麗に仕上がったような気がします
どうみても濁気纏ってないピウォルのやつだね
もちろん等身大です。約140cmあります。
強い光を当てるとかなり蒼の自己主張が激しくなりました
製作費用・・・5000円ほど
木材は家にあるものを使用した。
製作人数・・・1人
製作期間・・・2週間+α
使用機材・・・ヤスリ一式、インパクトドリル、電動ジグソーカンナ、クランプ等
使用労力・・・∞
ここまで読んでくれた方、長い間読んでくださりありがとうございました。デザインコンテストということで期間中に仕上げられるか不安でしたが無事間に合いました。ではまたいつかサラバ
おれのたーんだよ
昨年グラウカさんに造形部門も復活してくださいとお願いしたところ本当に復活していたので応募させて頂くことにしました。
龍虎剣のデザインが好きだったので龍虎剣を製作して応募する予定でしたが、「英雄比武」というものが実装されたのでジンヴァレルが使用している帰天剣を製作し、応募することにしました。
ストーリーでもよく見る剣であり、色合いの変化も面白く非常にかっこいい剣なので塗装が難しそうですが何とかします。
写真加工等の小細工は一切なしで作品の出来栄えのみでコンテストに参加します。
さっそく作っちゃいましょう!
【作製方法】
まずはじめに型紙を感覚で作り、図1のように罫書きをします。
図1.罫書き
次に罫書きが終わったら図2のように加工し、おおまかな形を作ります。(画像が多くなるので過程は省略しております。)
図2.加工後の木材
ここからはサンドペーパーを#80から#100→#120→#180→#240→#320→#400と時間をかけて研磨します。
#400が終わるころにはスベスベの表面で若干光沢を得られます。
図3.研磨後の木材
そして表面を整える+塗料の食い付きを良くするためにプライマーを吹きます
図4.プライマー塗装
図4のように表面に艶が出ます。
プライマーの後サンドペーパーを用いて表面を整える工程を2回~3回繰り返し、表面がツルツルになったら色付けを行います。
帰天剣はグラデーションのような塗装になっている為、缶スプレーを上手く使いグラデーションを再現しました。
図5.白黒グラデーション(下層)
まずは暗明をハッキリとさせるために図5のように白と黒で軽くグラデーション塗装を施しました。
こちらは白を半分、次に黒を半分。重なる部分はうまく調整して塗装を行いました。
図6.下層による塗料の明暗
黒と白で塗装を行う理由は同じ塗料でも下層の色で色に差が出来ます。今回製作する帰天剣は切っ先が明るく、鍔の方に行くにつれて濃い青色、最終的には黒色になっている為白と黒を使えば上手く表現できるのではないかと考えました。
2色のブルー塗料を使用し、と同様にグラデーション塗装を施しました。(写真だとわかりづらいですが鍔付近は黒色です。
予想よりも上手くいった気がします
図7.ブルーグラデーション塗装(中層)
図7の塗料が乾燥した後、クリア塗装をします。クリア塗装は塗った塗料の上にクリアの層を作ることで色の保護が出来、光沢タイプだと深みが出ます。
図8.クリア塗装(上層)
クリア塗装をした後の帰天剣は図8のように色に深みと艶が出て綺麗な色になりました。
ここまでで大体は完成です。次に塗料を完全乾燥させている間に帰天剣の装飾を製作します。
図9.装飾の製作
手芸店で金色の糸を買い、図9のようなよくあるフサフサ状のものを作ります。
それにチェーンを通し、本体に接合できるようにしておきます。
図10.エンド部分の製作
先ほど作った装飾を付けるためのグリップエンドを木材で製作しました。
数日が経過し、本体の塗料も定着してきたので柄糸を巻いていきます。ブレイドアンドソウルの帰天剣では柄糸の内側に菱形の青い模様が並んでいたので、菱形をつくるために日本刀で使われている諸捻りという巻き方をしました。
蒼いフェルトを包むように紐を巻き、蒼い菱形を演出しています。
図11.柄糸
残りのパーツを接合し、いよいよ完成です。
このようになりました。
完成です。
なかなか綺麗に仕上がったような気がします
どうみても濁気纏ってないピウォルのやつだね
もちろん等身大です。約140cmあります。
強い光を当てるとかなり蒼の自己主張が激しくなりました
製作費用・・・5000円ほど
木材は家にあるものを使用した。
製作人数・・・1人
製作期間・・・2週間+α
使用機材・・・ヤスリ一式、インパクトドリル、電動ジグソーカンナ、クランプ等
使用労力・・・∞
ここまで読んでくれた方、長い間読んでくださりありがとうございました。デザインコンテストということで期間中に仕上げられるか不安でしたが無事間に合いました。ではまたいつかサラバ
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完成度高ぇ!造形のみ復活ってのはすっかり見落としてたわw
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素晴らしいです!!物づくりスキーなのでおっほおっほ♪いいながら拝見させていただきました!(*>∀<)
造型もさることながら、塗装がわからない人にも何をやっているのかわかりやすく見やすくかいてあって、「これはプロの仕業だ~」と1人ハイテンションにw
作ってるところを動画で拝見したいですねぇ( *´艸`) -
サンドペーパーがけがとても大変そうですが、完成品もすごい美しさで、
他に言葉が思い付きません。
ただ、すごいと思います。 -
これはもうね、いいね1回じゃ足りませんよ。100回は押したいです!
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もはや匠の技ですね! 素晴らしい!
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凄いです!ドールで小さな刀などは作りますが、これほどの大きさでこの完成度はお見事としか言いようがありません。
素晴らしい一品、拝見できてうれしいです^x^ -
わー!皆さんコメント有難うございます!!!
動画撮っておけば良かったですね(/。\)(そして動画部門にも…((
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ああ…やはりすごすぎる!
これは実際に見て触れてみたい…っ(>ω<*)<グラデーションがすごい綺麗…!
Twitterで制作の流れを見るのが楽しかったです(*´∀`*)本当におつかれさまです!