以下は、空想物語です。
実際のB&Sの内容とは異なりますので、ご了承ください。




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[Floor. 01]
見たことの無い建物の中。
追いかけていたウサギの姿は見えない。
どこから来たのかも、よく思い出せない。





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[Floor. 02]
同じ景色が続いている気がする。
きっと、同じ柱が続いているからだろう。





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[Floor. 03]
何度目かの袋小路。でもなぜだろう？
外から何かに見られている気がする。





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[Floor. 04]
景色を見てしまうからいけないのだと気付く。
それに、誰かが見ていたとしても、こちらから見なければ良いのだ。
目を閉じて、音だけを頼りに先へと進む。





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[Floor. 08]
風が肌をなで、陽の熱が焦がす。
そして、犬の鳴き声が聞こえる。
でも、ここに犬なんていただろうか？





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[Floor. 13]
時々、誰かが耳元でささやく。
足音も無く、風音も無く近づいて。
そして笑い声だけ残して消えるのだ。





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[Floor. 21～30]
私が向かっているのは出口だろうか？
それとも、迷路の奥深くだろうか？
だれかは、たぶん今も外から見ているのだろう。手を振ってみようか？




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[Floor. 55]
道ばたのキノコを食べたら、いつの間にか別の姿に変わっていた。
走りづらいけれど、なんだか楽しい気がする。





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[Floor. 91]
ずっと続いている階段を上るのに疲れて、手すりから乗り出す。
遙か下には、きっと、救いが待っている。




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[Floor. -123]
落ちている間に気付いた。
出口を探そうとする事に、意味が無いという事に。





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[Floor. -214]
久しぶりにささやき声が聞こえる。
ありがとう。きっと良い友達になれると思う。





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[Floor. -840]
私は世界から分断したのだ。
だから、世界の中の私ではなく、ここは私の世界になった。





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[Floor. -000]
ようこそ、私の迷宮へ。
歓迎いたしますわ。






以上です。。何というか「良くあるひねり方」ですいませんでした。

あと、我が儘をきいてくださって、撮影に連れてきていただいたみゆたま様に感謝申し上げます。


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