美しき景色を訪ねて・・・、道に迷ったでござる!
2015.10.16. 20:57 | 閲覧数 2772 | いいね 15
おのおの方、夜分に失礼するでござる。
拙者、水月の美しき景色に堪能しておる所にござる。
せっかくなので、樹海村の村長に会うてみたでござるが、これまた邪なる心の村長でござるな!
多分、早々に姿を消すことになりそうでござる・・・。
一方で、この水月にてお世話になりそうな御仁、いすく殿とお会いしたでござる。飄々とした感じでござるが、なかなか強き意思をお持ちの様子・・・。
しばしこの御仁を見つめてみようと思ったでござるよ。
その傍で倒れておった女子!
流石に床で寝ておるのはどうかと思ったでござるが、不用意に女体に触れるわけにもイカンでござろう。
されど・・・、
いすく殿、それはちと恥でござるぞ!
あれほどの身重な女子に遅れをとるとは・・・。
されど、この女子・・・、
否!これは失礼でござった!!
まりな殿。
己が身を省みず、仲間を救おうとしたその精神!
誠、感服いたしたでござる!!
強き意思を秘めた良き瞳をされておるでござる。
されど、何やら言動や動きに高貴なる者特有の気配を感じるでござるな。
否、今は只、その身を休ませられるが良かろう。
して、拙者の旅は進むでござる。
飲食屋にて、また破廉恥を発見でござる・・・。
この世界、拙者をどうしたいのでござろうかな?
思わず滑空したでござるよ!
何とも美しき緑広がる世界ぞ!
気持ち良いでござるな!!
滝を発見したでござる。
砂漠の砂と違い、水が怒涛の如く流れてござる。
美しく、迫力があるでござるな。
遠くに見えるは何でござろうかな?
あの尻尾らしきはエテ吉の像でござろうか?
あ、エテ吉とは猿の事にござるよ。
あ、そうでござった!
またも悪逆なる『ゆらん』を見つけたでござる!
背後を取って、その場を引かせたでござるが・・・、皆命を絶たれてしまったでござる。
拙者がこの場に居合わせられたならば・・・。
否、そのような事を申しても、この方々は帰らぬでござる・・・。安らかに眠ってくだされ。
話を替えるでござる。
道の途中にて、双子の姉妹が商売しておったでござる。
して、しろえ殿は見事な女性でござるな!
何や情けないこの男の申し出に対し、悠然と死を叫ぶ姿!
誠、見事な女っぷりにござった!
更に・・・、
奴隷にされそうであった女子を救うこの気風のよさ!!
惚れ惚れするでござる。
うむ、この世界にも、実に素晴らしき女性もおるでござるな!!
されど、男を見る眼は養って欲しいものでござる。
と申すのも、
これは、拙者にも責任があるでござるが、
我が息子を平然と殺めるこの外道!!
拙者も、良かれと思うてこの子を向かわせたと言うのに!
この愚行は何と言う事でござるかっ!!
貴様っ!!そこになおれいっ!!!
剣を抜いていざ成敗としたでござるが、流石に回りに止められてしまったでござる。
何より、拙者の責任で命を落としたこの子の前で、拙者も被害者などと申すわけにはいかんでござる・・・。申し訳ござらぬ・・・。
されど、
拙者を諌めて下されたこのちる殿のおかげで、この子の魂は何とか救えたでござろうかな・・・。
どうか、この美しき平原をどこまでも駆け続けて下され!
今回は、誠に素晴らしき女性にお会いできたでござる。
拙者も今一度、気を引き締めなおして旅に参るといたそう。
さて、今回のこの件において、実は拙者道に迷うたでござるよ・・・。
あれは、あんしー族のしーふぉん殿の頼みを引き受けておった所、
何気にこのまま突き進んでおったら、
何やら先ほどと全く違う世界に来てしまったでござった。
ワケもわからず、引き返す道もわからぬ故、遠くに見える建造物へと道なりに進んだでござる。
何という絶景でござろうか!
整然とした、水月とはまた違った美しき地にござった。
辿り着いたでござるが、何という煌びやかな建造物!
しかも何という広き地にござるか!!
拙者、立ち止まって呆けておったら、友人が見つけて下さって、水月まで連れて行って下さったでござる。
かたじけのうござった。
まだ、拙者には早いらしいでござったが、何時の日かまた参ろうと思ったでござる。
ま、かような事があったでござるが、再び水月を進む事にするでござるよ。
姉上、こちらにも、姉上のような立派な女性が多くいるでござるよ。
っと、再び姉上から文が参ったでござる。
何々・・・?
「可愛いあっくんへ
先日、丁度お会いした方が着ていた服に目が留まりました。
お聞きしたら、何でも最近になって発売された男性の戦闘服らしいです。
可愛いと思うんだけど、あっくん着ないかな?
いる時は、お姉ちゃんに言うんですよ!
じゃ、がんばってね。
あなたの大好きなお姉ちゃんより」
・・・・・・・・・・・・・・・。
不要でござるっ!!
姉上、相変わらずでござるな・・・。
むむぅ、気を取り直して旅を続けるでござる。
然らば御免!
-
白青山脈方面に行ってしまったのですね。いずれまた、その壮大な景色にたどり着くでしょうが、それまでの景色もきっと凄いでしょう。
そして突然のガリーさんのお姿に笑ってしまったのは内緒です。 巴さん、拳職だったのですね。 -
ほっこりしていたら…最後にふきましたw
お姉様、優しそうな美人ですね(*´ω`*)♪ -
お初遊びに伺いました❤
読んでいるうちに某錦えもんさんを超越する
東国訛りが不自然じゃなくなるから不思議です(≧∇≦)゚⌒
そこに何故ガリーさんがw('◇'*)゚⌒ -
うへぇw
そしてお姉さんって・・・・?ww -
ほんとは着たくてたまらないという事でござるよね!にんにん!
誰そのガリ●さんみたいな素敵な男性!?チュッ♪(o´з(;´Д`) -
遅くなり申した。
多くの閲覧下さり、恐悦至極にござる。
また、いいねやこめんとを頂戴し、誠に感謝でござる。
ロンディワル殿
着いたでござる。とても美しい場所でござるなぁ!
姉上、丁度そこにいたので、お声掛けしたらしいでござる。
姉上は池内流無手術の免許皆伝にござる!!
みゆたま殿
むぅ、姉上の手紙は笑いをとってしまうでござるか!
あ、身内への褒め言葉、感謝するでござる。
アクアリータ殿
お越し下さり、恐悦至極にござる。
むぅ、海賊漫画の方でござろうかな?
されど、拙者はこの言葉遣いで今まで生きてきたでござるよ。
訛りはご容赦くだされ。
あ、その方は偶然会ったので声を掛けたらしいでござる。
姉上は、気になったら追及する性格でござるからなぁ!
HighestArc殿
む!何かあったでござるか?
姉上については前回で紹介したでござる。
拙者にとって只一人の肉親でござるよ。
makcp567殿
いやいや、拙者は絶対に着ないでござるよ!
そのお名前であってござるが、好みの男性でござったか?