初めましてじゃ!
儂の名前は智々井 次郎と申す。
何やらわからんが、儂は海の中で浮かんでおったらしい!
そして、気が付いたらここにいたんじゃ!
そして、目覚めたら見知らぬ建物の入り口で立つ娘。
なかなか良い身体をしておる?!
よく見たら儂の着ていた服を乾かして、きちんと畳んでくれているではないか!
何とも出来た娘っ子じゃ!
これはきちんと礼を言わなくてはならん。
それにしても、何て娘っ子じゃ!見事に引き締まっておる。
少し気が強そうじゃが、そこはまた儂の好みでもある(mff
ジニー「な、何このおじいちゃん、近いんだけど…。」
さて、どうしたものか…。儂は隈なく全身を舐め回す様に娘の
身体を観察しながら考える。
はっきり言うが、儂は女好きじゃ!否、大好きじゃ!!
幼き頃から儂はこの名前によって周りからからかわれた。
智々井 次郎。親からもらった名前じゃが、幼き頃は平仮名でかかれておったから、童の頃は「ちちいじろー」と言うあだ名が付いておった。
そのせいで、儂はいつの頃か女が好きになってしもうた!
さて、そろそろ話を戻そうかの。
儂はアピールを開始したのじゃ!
「儂は今、大いにたぎっておるのじゃ!!」
「そんな儂の心を焚きつけたのはお主のせいじゃぁあああ!!」
「そんな訳で、お主!ワシの嫁っ子になれ!!一緒に少子化対策じゃー!!」
ジニー「馬鹿な事はいいから早く服着なさいお爺ちゃん。そんだけ元気なら心配ないわね。」
「ば、馬鹿なぁー!か、完全にスルーじゃぁあああ!!」
しかし儂は諦めない…。こうして項垂れておっても確認じゃ!
くんくん、うむっ!良い匂いじゃ!!
ジニー「・・・とりあえず、ついて来て。お師匠様に会って貰うわ。
(近過ぎるのよ、このお爺ちゃん・・・。」
そう言って出て行く娘っ子。儂はとりあえず後を追う。
それにしても、なかなか素晴らしい場所じゃな!何とも澄んだ空気が美味い!!
やがて立ち止まった娘っ子。
奥の階段の上に大きな屋敷が見える。
続いて儂が足を止めると、娘っ子に注意をされた。
「お師匠様は体の具合が悪いから、粗相のないようにするのよ。
それじゃあ、お屋敷の中に入って。」
一緒に行かんと聞いて渋ろうと思ったが、余り警戒させてもいかんと儂は屋敷に入った。するとそこには老いた老人がいた。
少しの間、世間話をなどをしながら、互いに話をした。
なかなか良いお人じゃ!少し楽しい時間を過ごしたが、
今はやはりあの娘っ子が気になって仕方ない。
それで居場所を聞くと、儂はその足で演武場へと向かった。
それにしても何と凄いとこじゃ!儂の身体が鳥の様に跳んでおるではないか!これなら、あの娘っ子も儂に惚れるじゃろう!
そして演武場に着くと、幾人かの者が修練しておった。
そして儂は娘っ子の下へ!
おお、見事じゃ!儂はその真剣な姿に魅入ってしまった。
何とも艶やかじゃった!
場所を替えて更に見入る。
木の人形を相手に躍動するその姿に儂は神々しささえ感じてしまったのじゃ!
やがて休憩に入って儂はそっと娘っ子の傍に寄る。
肩で息を切らし、膝に手を置いた娘っ子。儂は只、純粋な気持ちで、ご苦労じゃと言う思いを持ってその肩に触れようとしたんじゃ。
そんな時じゃ!娘っ子が体を起こしたために儂の手は娘っ子の胸を振れ、そのまま腰に手が行ってしもうたんじゃ!
(こ、こんなときにラッキースケベのスキルが!!)
そして次の瞬間!!
儂の身体は恥じらいを見せた娘っ子の怒れる崩拳を受け、宙へと投げ出されてしまったんじゃ!!
そして儂は思った。
そうか、そこは浮島だったんじゃな!どおりで雲が近いと思った。
更に思う。
娘っ子よ。気にするな。これは運命なのじゃ。今まで儂のしてきたことへの報いなのじゃ。じゃから、儂はこの手に残るお主の柔らかさを土産にあの世へ行くとしよう。
そして、願う。
もし神がいるならば、儂にもう一度人生を与えて下され。
そう。今度は真面目に生きるからお願いですじゃ・・・。
そして、意識は深い闇の中へと落ちて行ったのじゃった…。
ちちいじろう。ジニーさんの胸に触って転落…。
完
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不慣れでございました。お粗末でした><
よければ今後ともどうぞよろしくですじゃ。
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あらー。紳士さんの仲間入りかと思いましたが・・・!!
真面目になってくださいね^^ -
K2taka殿、忝いでござる。