草葉の陰から･･･　あ？ 草葉じゃなかった　

影から・・・　いや、これは闇からですね････　ｺﾜｰｲ　　　




牙神様の股間の影から失礼します！？　
真紅で開催されました「百物語」に語り部で参加してまいりました。

思った以上に盛況で･･･ 私は語り部で出ましたが
緊張しちゃいました（笑）　
怖楽しいイベントありがとうございます。　

主催とか進行とか、準備から大変ですよね　
お疲れ様でございます＞太陽様　
こっちから見つけちゃいました＞影虎様　

一緒に踊っていただいて、ありがとうございます　
＞紳士様　
＞ダイナマイト様　

お帰りなさい、そしてやっぱり眼つきが悪(ry
＞とばり先輩　
最後はお祓いと集合写真で〆ですね。。　

ちゃんとお祓いを考える所に本気な感じがしますね。　
また楽しいイベントをお願い申し上げます。

というわけで追記しちゃおうっと

私は、3人の猫達と一緒に住んでいて、あまり外を出歩かないのでこの手の話は数えるほどしか出会っていないのですが･･･
これは数少ないソンな話でも怖かった時のお話です。

いつも通り自転車での会社帰り、交差点で止まると隣の自動車のサイドミラーに視線が吸い寄せられました。
そこに幼い感じの男の子が･･･　ミラーに写った角度的に、その位置だと空に浮いています。
目が離せなくなった私に気づいたのか、その男の子がこちらを見て･･･ 視線が合うと嬉しそうにニタッと笑いました。
ぞくっと背筋に悪寒が走ると、右肩の上の方に嫌な気配がします。

折り良く信号が青になったので、猛ダッシュで自転車をスタートさせましたが嫌な気配は追ってきます。
息が上がり、視界が滲んでも懸命にペダルを漕いでも、嫌な気配は着いて来ます。

やがて前方の信号が赤に変わるのが見えました･･･。

嫌だ、追い着かれたらどうなるの？　怖いよっ

でも止まらなければ事故になる。
ふいに、信号の手前に黒い猫が現れました。
避けなくちゃ、いや止まるから大丈夫か、いやいや止まりたくないんだってば！
頭が混乱して、纏まりません。それでも信号は近付き、嫌な気配は迫ります。
混乱する思考はパニックではち切れる寸前･･･　

ふわぁ　　　

信号機前の黒猫がこちらを向くと、その頭が大きくなり･･･胴が伸び、大きく口を開けて向かってきます。
完全に思考が停止した、パニックも嘘の様にまったくの空白の思考状態に･･･。
巨大になった黒猫は、私の右肩の上をするりと通り抜けました。

右肩の上？　　そうです、後にはあの嫌な気配も無くなっていました。
私は安堵と共に、あぁ 助けてくれたんだと実感しました。だって、垣間見た黒猫の顔は・・・
グレーのふかふかの毛並み、緑色の優しい眼差し。
間違いなく我が家のお兄ちゃん、3人の猫達の長男君だったのですから。

無事に家に帰り着くと、いつもの通り、玄関では3猫達が揃ってお出迎えです。
グレーの長毛の長男君、三毛の和猫の次女、シルバーの長毛の三女ちゃん。
私は安堵の吐息と共に、今夜のご飯は少し奮発してあげようと思うのでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい