グラフィック設定と消費電力の関係を調べてみた
2014.5.28. 20:30 ｜ 閲覧数 4628 ｜ いいね 8
みなさん、こんにちは。
今回はB&S内の環境設定、グラフィックの項目から変更出来る設定と
その消費電力について簡単にまとめていこうと思います。
結果から先に書くと、詳細設定での変更で大きく消費電力が上がるのは、
『影』関連の設定と、『アンチエイリアス効果』、『フレームレート』です。
また水辺では高級波効果でも負荷が増し消費電力が大きく上がります。
具体的には影関連の設定には「影の表現」「影の品質の向上」、
チェックオプションに「暗い影の効果」の3つがありますが、
何れも5にしたりチェックを入れると消費電力が増します。
アンチエイリアス効果についてはFXAAよりLEAAの方が負荷が高く、
フレームレートを60から40(fps)に低くすると私のPC環境下では約30W低くなりました。
また、街など人が多い環境下では【Ctrl+F】キーでキャラクターを非表示にすると消費電力が上がりにくくなります。
ご参考までに！
測定環境
| CPU Core i5 2500k |
GPU GeForce GTX 560Ti ドライバ 335.23
記憶装置 SSD2 HDD1
アイドル消費電力 69ワット
ワットチェッカー SANWA SUPPLY TAP-TST5
測定エリア
グラフィック設定(何れも高級オプションは切り)
【設定.1】全体設定 1
チェックオプション 切り
192W
*ここでのチェックオプションとは
物理効果・地形認識効果・高級波効果・高級モーションブラー効果・フロスフィルター効果のこと
【設定.2】全体設定 5
チャックオプション 入り
232W
(上記スクリーンショットの設定)
【設定.3】影の表現 1
影の品質の向上 1
他 5
チェックオプション 切り
205W
【設定.4】設定.3からエフェクト視野距離 1
195W
チェックオプションにおける消費電力(何れも高級オプションは切り)
全体設定 5
ライトリーク +8W
光フレア・残像効果・アウトフォーカス 何れも+0W
暗い影の表現 +10W
高級効果における消費電力(チェックオプションは切り)
物理効果・地形認識効果・高級波効果・高級モーションブラー効果・フロスフィルター効果 +0ワット
(*水辺なのど環境変化で消費電力増加有り)
アンチエイリアス効果による消費電力(何れも高級オプションは切り)
【設定.1】全体設定 1
チェックオプション 切り
LEAA 1 204W
LEAA 4 221W
【設定.2】 全体設定 5
チェックオプション 入り
LEAA 1 250W
LEAA 4 254W
【設定.3】全体設定 1
チェックオプション 切り
FEAA 1 197W
FEAA 4 198W
【設定.4】全体設定 5
チェックオプション 入り
FEAA 1 245W
FEAA 4 245W
FPSを60から40(何れも高級オプションは切り)
【設定.1】全体設定 1
チェックオプション 切り
40fps
163W
【設定.2】全体設定 5
チャックオプション 入り
40fps
194W
＊高負荷時の消費電力については処理が追いついておらず、正しく測定できていない恐れがあります。
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これは単純に電気代が高くなるってことですか？無知な質問ですみません；；；
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電気代気にするなら（ｒｙ
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グラボを限界までランクダウンすると一気に解決（笑
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ワンTAKUさん
電気を多く消費しているので電気代はかかることになりますが、
どのくらい高くなるのかは1日にプレイする時間やPCの消費電力で異なります。
例として、東京電力の電力量料金で1kWh 25.91円、消費電力が200Wで1日3時間プレイすると466円です。
今回の数値にはディスプレイ等の消費電力は入っていないので、合わせると500～550円といった感じになります。 -
一番影響するのは、フレームレート(FPS)と解像度です
解像度は普通変えませんので、フレームレートになります
また、グラフィック設定でウインドウが非アクティブ時にフレームレートを落とすようになっているはずです
それと、電気代より電力消費が上がってＰＣ内の温度が上がることが問題です
これから暑くなると使用中に「ぷちっ」と落ちたり・・・いやぁーー -
peepooさん
負荷がかかることで発熱し、PC内部の温度が上昇するのも問題ですよね。
今回の測定で、低負荷から高付加にし温度が高い状態から低負荷にもどしても、
5～10ワットほど高いままになっていたことがありました。
ブレイドアンドソウルはCPUよりもGPUに負荷がかかるゲームのようなので、
GPUの冷却にも注意したいところです。