【春がきたカップル部門】
2015.4.4. 11:55
これはローゼ家の一人娘アンネと、彼女に仕える執事のお話です。
ローゼ家に仕えて3年経つ頃、執事はアンネに恋心を抱いていました。
ある日、思い切って告白すると、なんと彼女もまた執事に想いを寄せていたのです。
二人の事は屋敷内でも話題になり、アンネの父である当主の耳にも入る事となりました。
『この愚か者が!!』
「も、申し訳ございませんご主人様!」
『あろう事かわしの大事な娘に手を出すとはな!
おまけにお前は下等なただの召使いじゃ。わしの娘と似合う筈がない!
今日でお前は解雇じゃ。今すぐ出て行け!!』
「・・・分かりました、今までお世話になりました。」
「嫌だ、待って!いかないで!!」
「お父様、私と執事・・・いえ、リアニーとのお付き合いを認めて下さらないのなら、私たち、駆け落ちしますわ!」
そう言い残し、アンネも屋敷を飛び出して彼と共に町を離れていきました。
1年後の春、二人は再びこの町へ足を踏み入れました。
「ここに来るのは久しぶりだね。お父様にはお会いしなくていいのかい?きっと心配してる。」
「馬鹿ね、もう顔も見たくないわ。」
「そうだね・・・でもここは僕らの思い出の場所だから、もう一度この地で君に伝えたいんだ。」
満開の桜の下で二人は永遠の誓いを交わしました。
「僕と、ずっと一緒にいてほしい」
「・・・はい」
fromティアマトサーバー
執事:Liany
お嬢様:アンネ・ローゼ
(※この作品はフィクションであり、登場する人物の身分や口調はすべて架空のものです。)
ローゼ家に仕えて3年経つ頃、執事はアンネに恋心を抱いていました。
ある日、思い切って告白すると、なんと彼女もまた執事に想いを寄せていたのです。
二人の事は屋敷内でも話題になり、アンネの父である当主の耳にも入る事となりました。
『この愚か者が!!』
「も、申し訳ございませんご主人様!」
『あろう事かわしの大事な娘に手を出すとはな!
おまけにお前は下等なただの召使いじゃ。わしの娘と似合う筈がない!
今日でお前は解雇じゃ。今すぐ出て行け!!』
「・・・分かりました、今までお世話になりました。」
「嫌だ、待って!いかないで!!」
「お父様、私と執事・・・いえ、リアニーとのお付き合いを認めて下さらないのなら、私たち、駆け落ちしますわ!」
そう言い残し、アンネも屋敷を飛び出して彼と共に町を離れていきました。
1年後の春、二人は再びこの町へ足を踏み入れました。
「ここに来るのは久しぶりだね。お父様にはお会いしなくていいのかい?きっと心配してる。」
「馬鹿ね、もう顔も見たくないわ。」
「そうだね・・・でもここは僕らの思い出の場所だから、もう一度この地で君に伝えたいんだ。」
満開の桜の下で二人は永遠の誓いを交わしました。
「僕と、ずっと一緒にいてほしい」
「・・・はい」
fromティアマトサーバー
執事:Liany
お嬢様:アンネ・ローゼ
(※この作品はフィクションであり、登場する人物の身分や口調はすべて架空のものです。)
羽九朗さん , 黒糖もぐらさん , estorさん 他3さん が 「いいね!」と言っています。
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馬まで持って行っちゃう執事さん( *´艸`)
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羽九朗さん>
お・・・お嬢様から許可貰ってるからセフセフ!